自宅でコーヒーを楽しむウチカフェ。
コーヒーを飲むときは、コーヒーカップにソーサーのお揃いだと嬉しいものです。
昔は、コーヒーカップとソーサーの容量は同じにしなければならないという決まりがあったようですが、好みとバランスを考えて作りましょう。
(昔は、熱いコーヒーをソーサーに入れて、冷まして飲んでいた説から)
手びねりでやるコーヒーカップとソーサーの作り方を紹介します。
【手びねり】陶芸のプロが教えるコーヒーカップとソーサーの作り方
コーヒーカップの作り方
350gでコーヒーカップを作ります。
マグカップは400gで作っていました。
手ロクロに置いて、荒伸ばし。
湯のみを作る方法とほぼ同じです。
今回はまっすぐにしています。
広がるたびに、少しずつ縮めましょう。
まっすぐ筒型だと冷めにくいコーヒカップ。
広がっている茶碗型なら冷めやすいコーヒーカップ。紅茶にも合いそうです。
厚みはお好みで。
乾いたら削り。
柔らかいうちに削りました。高台なしの水が底にたまらない、あっさりタイプ。
コーヒーカップの取っ手をヒモで作ります。
粘土のヒモを手で叩いて平らにしただけ。
接着面はキズ+ドベが必要です。
取れないようにしっかりとなじませましょう。
取っ手の位置が低すぎると、ソーサーに当たってしまいカップが浮いたりつかみにくくなりますので注意!
ソーサーの作り方
次は、ソーサー作り。
カップと同じ350gにしています。
手ロクロに置いて叩きましょう。
手のひらのでっぱりで中心を叩いてへこませます。
荒伸ばし。
口を弓でカットして整えています。
四角い皿にすることもできます。
電動ロクロと同じやり方で口を外に倒せば、リムを付けることができます。
ソーサーを削って完成。ソーサーはもっと広い方がバランス良さそう。
装飾は自由にどうぞ。
暑い時期はコーヒーゼリーにして飲みます。
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