陶工房手嶋 手嶋秀樹です。
簡単な削り方を紹介します。
高台部分、足にあたる部分は削りだして作ります。
手回しろくろを使った簡単な削り方
電動ロクロを使うと早いのですが、せっかくの手びねりなので削りも手回しロクロでやりましょう。
カンナ・手回しろくろ・針を使いました。
ひっくり返して、ロクロにのせます。
この状態で少し早く回転させて、器をポンポンと手で叩いて中心に合わせましょう。
中心に合わせるための道具があります。
針で印をつけました。
高台幅の目安にします。
外側から削ります。
手ロクロを回しながら削りましょう。
固定していないので、電動ロクロみたいに回すと器が飛んでいきます。
中を削ります。穴が開かないようにしています。
練習をする方はどんどん穴をあけて、厚さを確認しましょう。
こちらも同じです。
一番下の地面に着く面が平らになるように気をつけましょう。
ガタつきがあったら修正してください。
この状態で取っ手をつければカップができます。
今回、カンナを使いましたが木ベラを使ってもいいですね。
高さを合わせる際にトースカンが便利です。