陶芸の中で作りやすい作品を紹介。

あれもつくりたい、これもつくりたいというやる気は大事ですね。

ですが、まず基本から覚えて自信をつけましょう。

 

陶芸で作るための準備として土練りがあります。

この土練りは覚えるのに3年かかるといいます。

でも、早く作りたいのに土練りだけを3年間もやっていられません。

 

手びねりで小さな人形、アクセサリーを中心に作るなら土練りはできなくても、完成します。

 

こんな場合は是非覚えましょう。

・土練りを教えてくれる陶芸教室に通っている

・ハンドメイドの作品を自分で一から作って販売したい

・将来的に作家を目指している

 

土練りですが、うまい方に教えてもらえるなら運がいいですね。

お店によっては、教えていないところもあります。

 

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陶芸初心者からはじめる作りやすいもの

せっかく陶芸教室に通うなら、しっかりと楽しんでもらいたいと思います。

(習い事の料金も安くはありませんし)

 

作りやすいものとしては、小さなものが挙げられます。

片手に収まるくらいの大きさの粘土で作りましょう。

それから、せっかく作るので毎日使うようなものがオススメです。

 

*各ページにとびます。

湯呑みごはん茶碗箸置きなど食事関係のものが作りやすいでしょう。

それから、ペン立てメモスタンドなどの文房具。

 

陶芸をうまく見せるコツ

陶芸がうまくなると、作っている途中で失敗しかけていても修正するのがうまくなります。

中心からブレているのをキレイにしたり、角度を合わせたり。(隠すのがうまい)

うまく修正できないときは、始めからやり直した方がいいでしょう。

 

まずはシンプルな形からチャレンジするのがオススメです。

 

これは口にかけて広がったシンプルな筒形ですね。

逆にシンプルではないものとは、複雑な形のものです。

 

ヒョウタンのようにくびれと膨らみがあるもの

角ばったものと、丸いものが重なったもの

トックリなどは初心者向きではありません。

 

特に難しいものを挙げると急須です。

それから、単純に大きくなればなるほど難易度は上がります。

また、ずっしりと重い人形など粘土のカタマリはオススメしません。

 

大きく厚くなるほど、爆発しやすいです。

キレイな正方形の皿など、まっすぐな辺のある形も簡単にみえますが、乾燥すると自然に曲がります。

トースターで焼いたスルメのように反ります。焼くとさらに、曲がります。

形ができたあとにできる簡単な技法

針やクギ、割り箸、ペン先でひっかくと模様になります。

たったこれだけですが、立派なワンポイントの装飾です。

 

こちらは粘土を張り付けて、穴をあけるだけ。

ボタンみたいな表現も簡単にできます。

 

陶芸教室にはいろいろな道具が用意されています。

「どれでも使っていいよ!」といわれても、道具が多すぎて迷ってしまいますね。

うまく見せるコツのひとつですが装飾をしすぎないことです。

 

上の画像はどちらもシンプルなワンポイントにしています。

ついついもっと飾り付けないといけないような気になりますが、グッと抑えましょう。

シンプル装飾ですが、これが後でいてきます。

 

作るものによって効果の大きい組み合わせは、自分で探すのが楽しいところです。

わからないときは本や歴史、インターネットから得た情報を参考にすると良いでしょう。

 

それから背を高めに作りましょう。やきものは焼くと縮みます。

背が高いとバランスが良くなりかっこいいです。

例えば筒型のコップなら口の幅7cm、高さ10cmくらいの比率。高さは内側の高さです。

 

装飾に悩んだときは、あえてなにもしないのも良い手です。

シンプルなものは、使いやすく飽きにくいものです。

釉薬がかかると見ためもだいぶ変わります。

 

流れる釉薬を掛ければ、ムラができてとてもよい景色ができあがります。

 

 

手まわしロクロは低めが好きです。台に置けば高くできます。収納するのに便利。

ふだん使う食器を作るなら22cmでじゅうぶんな広さです。

 

 

初心者でも作りやすい作品

手ろくろの裏側。

8年くらい前に買った、ステンレス製の手ろくろ。

一回もメンテナンスをしていないので、異音がします。

 

回すとゴロゴロと音が! 湿気の多いところに2年くらい置いたままが原因か。

油をさすか、部品の買い換えですね。

陶芸のプロが教える手回しロクロを分解・修理する方法

 

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