陶工房手嶋 手嶋秀樹です。
本当は教えたくない本です。プロでも知らない内容が載っています。
今までに高額で内容スカスカな本に泣かされた人にぜひ手に入れてほしい!
私が実際に購入した本です。
もちろんプロを目指していなくても、よりうまく作れるようになる内容です。
陶芸のプロになるために必要だと考える、陶芸の本を紹介。
●この記事をオススメする方
・陶芸のプロになって独立したい
・趣味でやっているけれど、もっと詳しくなりたい
・会社員だけど陶芸の道を目指したい
・副業として陶芸作品のインターネット販売をしたい
陶芸のプロになれるおすすめの本7選
大きな書店にいっても手に入らない本も含まれます。
ネットショップでも、取り扱ってないことも……。
中古の本も、増刷されなければとんでもなく値上がりします。
技法書っていつまでたっても高いんですよね。
定価の倍とかザラ。必要な人は今のうちに。
年数を見ると古い。
新しく書き直された本を探しましたが、見つかりませんでした。
最近は「本当に何もわからない初心者向けの本」「内容スカスカな本」ばかりが書店にならんでいます。
期待して買ってみたら、欲しい情報が詳しく載ってないなんてことも。
中には40年前に書かれた本もあります。
言葉づかいもちょっと古い感じ。
肝心の中身ですが、むずかしい文章ばかりの本ではありません。
写真、グラフ、数字と表があり読みやすくなっています。
欲しかったので探しましたが、近所の書店では一冊も見かけたことがありませんでした。
お店が遠いとネットショップがお得!
中古の本でも安く購入できた方は、運がいいです。
私が購入した時よりも価格が上昇しています。
専門書はなかなか安くなりません。
これらの本にはプロになるために、大事なことばかり書かれています。
例えば釉薬の調合方法です。
販売されている釉薬を買わなくても、材料さえそろえば自分で作ることができます。(市販の釉薬は、中に何が入っているかわかりませんし)
自分で作った方が安い!
しかもオリジナル! お店では売ってない釉薬作れます。
釉薬はそのまま適当に水と粉を混ぜるわけではありません。
混ぜる順番、混ぜる時間、使う道具、焼いたあと失敗したときの原因を調べることにも役立ちます。
覚えてしまえば感覚でわかるようになってきますが、はじめは数値や時間で測るのが大切です。
あと、無知な頃のわたしは
「誰かの釉薬の見本見ればテスト必要ないんじゃねえか」
とか
「わざわざ自分でやるのが面倒」
とか考えていましたが、実際にやってみて間違いに気づきました。
本に書いてある通りにしても欲しかった色や雰囲気にならないんですね。
土や灰、石などの材料。同じ名前でもどこで採れたのか、いつ採れたのかで雰囲気が変わります。
焼く温度だって、決められた最高温度に到達すればいいというものではありません。
他には、原料の特徴も参考になります。
長石とかカオリンとか珪石。見た目はただの白い粉ばっかりです。
焼き方も役立ちます。
全体的に陶芸の基礎的な本ですが、プロでも知らない内容もあります。
自分にとって、とてもありがたい本でした。
私が本を読むときは図書館を利用するか、自分で買います。
「どうしても内容を頭に入れたい」「覚えたい」本は買ってじゃんじゃん書き込みます。
大事なところは何回も読み直すんですが、目印がない場合どこが必要なのかわかりません。
目次があっても、必要な文章を探すのに時間がかかります。
中古の本として売るときのことは考えていません。
本のページがグチャグチャになることもありますが、意外と頭に入ります。
また、電子書籍も増えてきていますが、紙でないと内容が頭に入りません。
他人が命をかけて苦労して得た知識は宝です。これを買わないと損ですよ。
追記:釉薬の見本付きのオススメ本です。材料を細かく変えてテストしてあるので参考になりました!
繰り返し使う本ですね。
天然灰や合成灰、調合比や酸化と還元焼成の違いが一目でわかる!
陶工房手嶋 手嶋秀樹
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