蚊を退治する方法

HATAYAの「ボウフラストッパー 出ちゃい缶」は、中でボウフラを増やして閉じこめ退治する装置です。

他の水たまりでは産卵させないことでを減らす効果が期待できます。

薬品、電気、火を使わないため安全でエコ。環境に優しくSDGsに繋がります。

 

実際に、3種類の出ちゃい缶を庭に設置しました。

数年前からECO-DEAの「蚊とりん」を使用。

出ちゃい缶と違い上フタのあるタイプ。

 

蚊を退治する方法

蚊とりんを木の下に設置したら1シーズンにつき数十匹の蚊が捕れました。

出ちゃい缶は設置して3週間経過。

ボウフラの発生具合は最後に紹介しています。

 

出ちゃい缶の簡単な使い方

蚊を退治する方法

中身は黒いバケツみたいなデザイン。黒色は蚊を寄せ付ける色

左の小サイズは、外側のみ金属の缶。

残りはプラスチック。

 

出ちゃい缶に水をたっぷりといれて使用します。

 

 

蚊を退治する方法

フタを開けるとこんな感じ。

小中サイズはカチッと固定できるフタ。開けようとするとちょっと固い。

みんな細かいネットが張ってあります。

 

蚊を退治する方法

大サイズは水に浮かべるタイプのフタ。

まん中にスポンジみたいなウキが付いています。

水の量によりフタの高さが変わるしくみ。

 

出ちゃい缶の使い方は簡単。

水を入れて外に置くだけ

置くときは水平に。

 

出ちゃい缶をもっと効果的に使う方法

蚊を退治する方法

簡単に使える装置ですが、効果的に蚊を寄せ付けるためにひと工夫が必要。

蚊は水たまりであればどこにでも産卵するわけではありません。

親の蚊はボウフラがよく育つように栄養のある水を探して産卵します。

 

ボウフラの食べるものは水中の微生物

微生物の食べるものは水中の栄養。

そこで、水に顆粒のダシを混ぜました。

 

出ちゃい缶1個につきダシひとつまみ程度。

混ぜるものは何でもよさそうですが、米つぶとか肉とか水に溶けにくい塊はオススメしません。

栄養が強すぎると水が濁って逆にボウフラが増えなくなりました。あまりに汚いとダメらしいですね。

 

蚊を退治する方法

蚊を退治する方法

蚊を退治する方法

出ちゃい缶を設置。

設置場所は、葉っぱや雨水が自然に中に入る木の下、日かげがベスト!

葉っぱが中に落ちて微生物の栄養になります。顆粒ダシを定期的に入れるのは面倒。

 

雨水で勝手に給水。

中の水が減りすぎると蚊は産卵できません。

晴れの日が続くようでしたら水を足しましょう。水を入れすぎた場合、横穴から勝手に排水されます。

 

直射日光、暑さは蚊が嫌がります。

それから出ちゃい缶本体が紫外線で壊れます。

 

蚊とりんもプラスチック製。

数年で壊れました。

掃除しようとしてヒョイッと持ち上げただけでボリッと破損。

 

出ちゃい缶の改良してほしいポイント

紫外線に対する強度が足りない。

基本、外に設置するためプラスチック製は不安。

 

バケツみたいな作りなので、葉っぱやゴミだらけになりそう。

クモの巣ができそう。

上フタか、かぶせる用に目の大きな網がほしい。

 

常に水が溜まる装置のため、危険な寄生虫をもつナメクジも寄ってくる。

出ちゃい缶の底に隠れていました。

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設置してそのままにせず、たまに見たほうがいいかも。台風の時期は出ちゃい缶が吹き飛びそうなので注意しましょう。

冬の間は掃除して屋内に保管。

割と安価な装置なので数年間は使えるといいかな。

 

 

蚊を退治する方法

2023/6/7 梅雨

出ちゃい缶を設置して2週間後。

餌が多すぎたせいか、網の上に藻が発生。

中にはボウフラが6匹ほど泳いでいます。

 

蚊を退治する方法

2023/6/14

中に葉っぱがたくさん。藻で霞んで見える。

ボウフラとアカムシが10匹くらい発生。アカムシはユスリカのこども。

網の上にもでかいボウフラが数匹いたので、勢いよく放水して掃除しました。

 

蚊を退治する方法

6/16

大サイズの中。1cmくらいのボウフラが10匹くらい発生。

 

中を確認するときはいつでも殺虫剤を撃てるようにしましょう。

めんどうなら乾いた地面にジャーっと流してリセット。