食器をダンボール箱に入れて送ったら割れていたという経験はありませんか？
食器の中でも陶器は磁器よりも欠けやすく、注意が必要です。
ネットショップでの食器販売、引っ越しの際の梱包のやり方を紹介します。
Francesco RomeoによるPixabayからの画像
割れない梱包のコツは中のすき間を無くすこと
陶芸体験でお客様の陶芸作品を送るときにやっている方法です。
これまで100件くらいお送りしていますが、中身が割れていたとのお知らせはありません。
梱包に必要なもの
ダンボール箱
ギリギリサイズのダンボールだと梱包材がつぶれてしまうので余裕を持って。
ネットでまとめ買いすると安い。
テープ
ガムテープ、クラフトテープ、梱包用透明テープ、セロハンテープ
重量があるものはガムテープが安心。
私はほぼ透明テープ使ってますが、テープ同士くっつくと余計な所まで破れるのが困る。
梱包材
プチプチ、ザラ紙。ザラ紙は印刷のない新聞紙をイメージするとわかりやすい。
プチプチはホームセンターが安いけど、大きいので邪魔かも。
ザラ紙はネットで数百枚単位で購入。ボーガスペーパーよりも安い。
ハサミはビニール専用が便利
プチプチシートを切るのでマスカー用を手に入れました。
引っかからずにスムーズに切れます。
竹みたいなカーブをしているハサミ。
マグカップをひとつ梱包する場合で説明します。
大き目のザラ紙を広げます。小さな箸置きなら、紙を小さくカット。
適当に包むと紙がボワッと広がります。
対角線同士で包みましょう。
紙を引っ張ってピチピチにすると破れます。特に角のあるもの。
ちょっとシワが残る程度に軽く包みましょう。
紙の余分なところは器の中に押し込みます。
ゴワゴワしてますが気にしません。
お皿などの場合はテープで止めましょう。お皿を立てて梱包すると欠けそう。
器を逆さまにしてプチプチシートの上に置きます。
ザラ紙のときと同じく対角線同士包んでセロハンテープで止めました。
プチプチの脇を内側に折りこみながら包みます。
中のザラ紙が漏れていたら、プチプチのサイズを大きくしましょう。
しっかりとプチプチ梱包できました。
次はダンボールの組み立て。
中身が重いとダンボール箱の底が抜けます。
テープを十字に張れば強力に。
ダンボール箱の底にザラ紙を敷きました。プチプチを敷くのもアリです。
先ほど包んだ器を中へ。
ザラ紙ですき間を無くします。
ここですき間が残っていると食器が割れる原因になります！
中身が動かないようにしましょう。
箱全体をを軽く動かしてみて、中身がズレなければいいでしょう。
フタをテープで止めたら完成です。
おつかれ様でした！
不安なら箱を放り投げて耐久テストしてみましょう。
配送業者に依頼するときの注意点
配送業者のラベルに割れ物、逆さま厳禁などの指定を忘れずに！
わたしはゆうパックを主に利用しています。
自宅にいながら集荷に来てもらえるので非常に助かります。
配送業者によって破損したときの対応、補償が違います。
後で慌てないように、あらかじめ確認しておきましょう。
