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陶芸初心者のコツ

陶芸のプロが教える粘土の硬さを変える方法・ガッチガチの粘土をやわらかーくしたい

更新日:

陶工房手嶋 手嶋秀樹です。

 

「粘土は硬い」

 

なにをいっているんだと思うかもしれません。

粘土を実際に練ってみるとわかりますが、硬く感じます。

硬いというか重いというかやわらかいはずなのに、かたいんです。

 

手の中におさまる量なら、すぐにぐにゃーっと形を変えることが可能です。

けれども3kgとか5kgのかたまりになると、練ろうとしてもなかなかできません。

普段は体重を利用して土練りをしています。

 

粘土は水分が多いほどやわらかくなります。

逆に乾燥すればするほど硬くなるものです。

 

粘土は乾燥しないようにビニール袋に包んで保管しています。

それでも何か月も置きっぱなしにしていると、水分が逃げてしまいます。

直射日光もよくありません。

 

土練りの練習を続けていると、机の板が水分を吸って粘土が硬くなります。

硬い粘土を使って土練りをすると、腰や手が痛くなる場合があるので無理をしないほうがいいでしょう。

 

いろいろな硬さの場合の調節方法を紹介します。

 



 

それほど硬くない粘土の場合

なんとか手で練ることができるなら、粘土を広く延ばしていくつか指で穴をあけます。

穴をあけたところに水をかけて荒練りをしましょう。

 

水ではなくドベでもかまいません。

何度か繰り返すと、粘土がやわらかくなります。

 

硬くなって手では変形しない粘土の場合

粘土を押そうとして体重をかけると、手が滑って危ないです。

ワイヤーを使いましょう。

 

粘土を薄くカットします。

粘土、水、粘土、水、粘土…というようにサンドウィッチのようにします。

 

机の上に粘土を叩きつけるようにするとよいでしょう。(注意:粘土や水がまわりに跳ねます)

練ることができるなら荒練りをします。

 

硬いなら粘土を濡れたタオルで巻いて、ビニールで包んで一日寝かせます。

まだ硬い場合は、寝かせる期間を長くしましょう。

 

乾燥しすぎてワイヤーでもカットできない場合

このまま水を足しても、戻るのに時間がかかります。

完全に乾燥させましょう。

ハンマーで小さく割っておくと、乾燥が早いです。

 

しっかりと乾燥させてから水につけると、ダマのないドベの状態になりやすいです。

素焼きの鉢に布を敷いてドベを入れておくと、乾燥してやわらかめの粘土になります。

これは再生粘土として使うことができます。

(冬は日にちがかかります)

 

粘土の硬さの違い

粘土の種類によって、水分量は同じなのに硬いものがあります。

磁器用の粘土は目が細かく詰まっているので、とても硬く感じました。

電動ろくろだと、細かい土の方が気持ちがいいです。

 

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