干支に限らず縁起ものとして知られる龍。
中国では皇帝の象徴、ヨーロッパではドラゴン。ゲーム、小説にもよく登場する伝説の生き物ですね。
今回はお皿に龍を彫ります。
完成したお皿。
まず彫りたい龍を紙に描いてみましょう。
龍の配置、どの部分を彫るのかを決めておくことが大事です。
龍の本を参考に描きました。
使う道具
手ろくろ、ヘラ、針、帯カンナ、刷毛、筆ペン
お皿は赤土を使い電動ロクロで作り、白化粧を叩いて塗りました。お好みの器でどうぞ。
生乾きの器に筆ペンで下書きします。
器が乾いているとヘラで削れなくなるため、霧吹きで給水しましょう。
絵の外側からヘラで彫ります。
削りカスはぶつかると張りついてしまうため、刷毛で掃除しましょう。
線を彫り終えました。
白くしたい部分はそのまま。茶色にしたい部分を削ります。
はじめはおおまかにガリガリと。
細かい境い目の部分は細いヘラで削ります。
裏にサインと日付を入れました。
白化粧削りに失敗したときは、再度塗りなおして削りなおし。
マグカップの場合も同じ。
彫るのはお皿のほうが簡単です。
龍の顔が一部あれば、龍っぽくみえます。
全身入れずに、一部をはみ出すように描くことで迫力が出せますのでおすすめ!