陶器のニオイやカビが気になることはありませんか?
これは酸素系漂白剤でキレイにすることができます。
塩素系のような悪臭は発生しません。
陶器は水をどんどん吸い込みます。(磁器は水を吸いません)
なので使った後はしっかり乾燥させないと、ニオイやカビの原因になります。
手軽にできるカビ対策を紹介。
酸素系漂白剤で陶器のカビの掃除をする方法
用意するもの
・酸素系漂白剤
・大きめの容器
・お湯
手軽にできるのは酸素系の漂白剤につける方法です。
大きめの容器を用意して、お湯を入れます。
温度は40度くらいにします。冷たい水だと反応が悪く効果が出ません。
熱湯と同量の水を混ぜることで、50度くらいのお湯ができるので水を多めに足して調節しましょう。
容器にお湯1リットルをいれて、大さじ1の漂白剤を追加。
よくかき混ぜて、中に器を入れます。
1・2時間ほどつけたままにします。
取り出したら流水で器をよく洗いましょう。
漂白剤を使うものとは別に、器を煮ることでニオイを消す方法もあります。
高温で素焼きをやり直して陶器をきれいな状態に戻す
また手軽にはできませんが、陶芸の窯で素焼きをするとカビが燃えて消えます。
素焼きの温度は800℃。時間は10時間くらいかけています。
1年以上コーヒーとか、歯磨き用とかに使ったカップ一覧。
カビではありませんが、貫入が目立っています。底、裏側はかなり黒っぽい。
素焼き後は茶しぶが消えました。
カビは燃えます。しかし、歯磨き用に使っていたカップに白い粉っぽいものは残りました。
歯磨き粉の成分もしくは水垢のカルシウムでしょうか。
素焼きをしてきれいにする場合、器の雰囲気が変わるなどのリスクがあります。
器のエイジング、器を育てているのなら素焼きは避けましょう!
せっかく育てた器が元に戻ります。
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気をつけないとすぐに発生するカビ
食器棚の中からカップを取り出そうとしたときです。
カップの底に柔らかそうな綿のようなものがビッシリとくっついていました。
ちょっと緑色みたいなカビでした。こんもりと育っており、けっこうなボリューム感。
水で拭いたり、アルコール除菌ペーパーで拭きました。
カビていたのは、このカップのみです。食器棚の中、全体にカビの胞子がまわっているんじゃないかと不安になります。
これがいつか体内へ入って、いずれ喘息になったり、将来花粉症の原因になったりします。
特に梅雨の時期に多く発生するカビ。
陶器は水を吸う性質から、カビやすいという性質があります。
カビたからといってすぐに捨ててしまうのは、もったいないことです。
器の中では徳利が特にカビやすいです。中に水がたまって乾燥しにくい形だからですね。
できればカビさせないように永くお付き合いくださいませ。