陶工房手嶋 手嶋秀樹です。
生垣に良く使われるマキの木。
初心者でも、時間をかければ簡単に増やすことができます。
春になり新芽が伸びてきたら、ぜひチャレンジしてみましょう。
簡単なマキの木の増やし方!生垣を安く作る方法
さし木で増やす方法
マキの木の新芽の部分をさし木に使います。
ねらい目は濃い緑の葉っぱよりも、新しい黄緑のはっぱです。
古い部分は茎の色が白色です。いかにも木の皮っぽく硬くなっています。
緑色の茎から上を使います。カチカチな部分はダメ。
切り口はナナメに切りましょう。
20cmくらい切りました。
切り口に近い部分のはっぱは切り落とします。
はっぱは手でむしらずに、ハサミで切りましょう。
数時間水を吸わせます。
暑い時期、天日に当たりっぱなしのホースからはお湯が出るので、しばらく様子をみましょう。
試しに地植えしました。(いきなり地植えは、すべて枯れました)
10cmほど埋めています。
日当たりが良すぎると元気がなくなるおそれがあります。
はじめは毎日水やりをします。
去年、一年間さし木を鉢植えにして試してみました。
数か月間しおれずに、耐えていたようです。
地植えをするために掘り起こしてみたら、根っこが生えていました。
日当たりが心配なら鉢植えをオススメします。
私は、植木鉢をしばらく木の陰に置いていました。
こちらは2021年1月
左の長いマキは元から長いの植えてます。
さし木よりも確実な方法は、芽の出た苗を植えることです。
大きなマキの木は実をつけて種を落とします。木の下を見ると芽が出ていることがあるので、土ごと掘って移植。自然に育った苗なので強いです。
高価なマキの木
数メートルに伸びた一本のマキの木。
高いものでは数十万円で取引されています。
目安として1mが2,000円です。
生垣にするのなら数が必要ですね。
さし木は安く増やせて簡単ですが、2mになるまでは数年間かかります。
マキの木の生垣
マキは生垣に人気の木です。
伸ばすとびっしりと葉っぱが生えて、向こうが見えないくらいになります。
2mくらいの高さにそろえると、良い目隠しにできます。
木なので、フェンスなどよりも自然な感じです。
ある程度大きく育つと、広がるように枝が伸びてきます。
玉がふたつつながった甘みのある、マキの実もつきます。
剪定は夏から秋にかけて行いましょう。
剪定は密集しすぎた葉っぱ、枝を落とすだけです。
剪定は私の好きな作業で、意外と熱中します。
また、一度地面に木を植えたら簡単には動かせません。
枯れるおそれがあります。
うまく根付いたら、あとはどんどん成長していきます。
植えるまえに、大きく成長したところをイメージしながら、木と木の間隔を調整してください。
マキの木のその後
いきなり地植えにしたため、少し枯れてきました。
植木鉢を用意して木陰に置いています。
その後、夏になりました。
いきなり地植えすると枯れます。
1年間は鉢に植えて、しっかりと根っこを出してから地面へ。