手回しろくろを使った、簡単な削り方を紹介。
高台部分、足にあたる部分は削りだして作ります。
粘土が乾くタイミングを逃さないようにしましょう。
電動ろくろがあるなら、もっと早く削れます。
陶芸のプロが教える削り方・5分で使える湿台(シッタ)を作る方法
手回しろくろを使った簡単な削り方
電動ロクロを使うと早いのですが、せっかくの手びねりなので削りも手回しロクロでやりましょう。
カンナ・手回しろくろ・針を使いました。
ひっくり返して、ロクロにのせます。
この状態で少し早く回転させて、器をポンポンと手で叩いて中心に合わせましょう。
中心に合わせるための便利な道具があります。
針で印をつけました。
高台幅の目安にします。
高台幅の決め方ですが、内側の平らな部分の広さに合わせます。広すぎても、狭すぎてもいけません。
外側から削ります。
手ロクロを回しながら削りましょう。
固定していないので、電動ロクロみたいに回すと器が飛んでいきます。
慣れないうちは、器を手にとって厚みをみながら削りましょう。
中を削ります。穴が開かないようにしています。
練習をする方はどんどん穴をあけて、厚さを確認。
こちらも同じです。
一番下の地面に着く面が平らになるように気をつけましょう。
ガタつきがあったら修正してください。
この状態で取っ手をつければカップができます。
今回、カンナを使いましたが木ベラを使ってもいいですね。
高さを合わせる際にトースカンが便利です。