ここだけの話ですが、陶芸でダイエットができます。
怪しい健康食品や、効果のよくわからないサプリメントは必要ありません。
痩せるためには、筋肉をつけることが大事です。筋肉が少ないと、身体のいろんなところが重力に負けてしまいます。
筋肉をつける筋力トレーニング、実は陶芸でできるんです。
陶芸は男女ともにできる知的な趣味になります。年齢制限もないようなものです。
楽しみながら健康的な身体作りをしましょう。
陶芸では土練りをおススメします
陶芸を始めるまえの準備としての土練り。ふつうの陶芸教室の場合は、粘土が事前に用意してありますね。
自分でやることで粘土の硬さを自由にできます。
・やわらかい粘土は、手びねりやお皿向き
・硬い粘土は、花瓶など背の高いもの向き
土練りは完璧を目指すと何年もかかるものです。
陶芸のためというよりも、健康な身体を作るためにやってみましょう。
陶芸教室によっては「土練り教えてません、NG!」なところもあります。
事前にネット、メール、電話で調べましょうね。
ちなみにウチはやっております!
粘土と机があればひとりでもやれますが、おそらく途中で飽きますね。
土練りで筋肉がつくのか?
「粘土ってやわらかいでしょう?」と思われるかもしれませんが、実は硬いです。
ちっちゃい粘土を使うときは特にやわらかな感触ですが、量が増えるほどに硬く重く感じます。
うまく扱わないと、まるでいうことを聞きません。
土練りは動画で見るとわかりますが、体力を使います。
練り方もいろいろ。マッチョな海外の方は腕だけでヒョイヒョイとやりますが、私はとても真似できません。
非力な日本人の場合、全身を使ったほうが何倍も効果的です。
土を練るには力がいります。痛いです。
特に腕、腹筋、背筋、脚にきます。あ……全身ですね。
うまく土練りができていると、筋肉痛になるはず。
慣れてくれば痛みもなくなりますが、息切れは残りますね。
だいたい粘土1個、3kgくらいで200回くらいネリネリといった感じ。
休みながらやりましょう。
土練りにはコツがあって、壁を押すようなイメージで押すとうまくいきます。
全体重で壁押しですね。
痩せていても筋肉の付いている陶芸家の人たち
陶芸家はみんな土練りをするわけではありません。
けれども、ほとんどの陶芸家は健康的な体型をしています。
太めの方がいたとしても体脂肪は少ないはずです。
見た目細くても、肩はガッシリしていたり……。
筋肉が多くつくと太って見える?
筋肉がつくと太って見える? という意見があるようですが逆です。
筋肉が少ないと身体はむくみやすくなり、太って見えます。
そもそも女性はホルモンの影響により、普通のトレーニングでは体型が変わるほどの筋肉はつきません。
それに体重が同じでも、脂肪なのか筋肉なのかで体型も違ってきます。
安心して運動してくださいね。
長生きする陶芸家の人たち
陶芸家といえば人間国宝。某鑑定番組でもしょっちゅう出てきますね。
年配の方、おじいちゃん陶芸家が多いイメージ。
長生きの秘訣は、歳をとっても続けられる仕事だからでしょう。
仕事ができないからといって、何もしないと身体の衰えは加速します。
例えば、一日中テレビを見てるだけなんて、健康には最悪ですね。
あまり知られてはいませんが、肺が病気で亡くなられている陶芸家もいらっしゃいます。
粘土の埃が原因です。
あまり気にしても仕方ありませんが、不安な場合はマスクで対策しましょう。
じゃあ、偉そうなことを書いている私の体型はどうなの?
私の体型はやせ型です。
詳しく書くと身長166cmで体重は60kgくらいです。(季節により体重は変化します)
体重のピークは高校生のときの67kgでした。
陶芸は約6年間続けています。
「30代になったら太るよー」という方もいらっしゃいましたが、私には当てはまりませんでしたね。
もちろん体質により違いがあります。
陶芸は知的なイメージにみられる効果がある
趣味が陶芸というと「なんか渋い!」と思われるかもしれません。
けれども、知的や芸術、努力ができるし美的センスが良いというイメージもあります。
また、陶芸作品の器に料理を盛ることで食事をより楽しむことができます。
料理を器から作ることで、周りからの評価が良くなったり……。
ダイエットは成功している人の真似をすると近道
ダイエット関連のネット記事、テレビ番組、本はいつの時代も世間にあふれています。
需要が多い内容であり、効果のないものが多いからではないでしょうか。
「コレを食べるだけで痩せる」とか、いかにも嘘くさいです。
芸能人をわざわざ出しているのも信用させるためなのではと、疑ってしまいます。
広告が多いのも売れているからではなく、実際は売れていないからでしょう。
流行りに流されるのもいいですが、身の回りの成功している人の真似をするのも良い方法です。
痩せるためには、筋肉をつけることが一番楽な方法。
筋肉をつけるには、本人が運動しないとどうにもなりません。
紹介したものは筋肉をつけるための方法のひとつです。ぜひお試しください。
陶工房手嶋 手嶋秀樹