壺の胴体に穴のあいたアフリカ楽器であるウドゥドラム。
メリットは騒音を気にせずにお家で演奏することができる!
他の太鼓系の楽器のジャンベやボンゴはすごい音がでます。金額は5千円から5万円くらい。本場の陶器性は高い!
表面を手でこするとシャカシャカ、叩けばボワーンと鳴ります。独特な音。
陶器の楽器といえばオカリナや鈴が一般的ですが、せっかくなら珍しいものをということでウドゥドラムにチャレンジしました。
ウドゥドラムの型作り
電動ロクロで型を作りました。
大きめの壺を挽く感じで口をだんだん閉じて風船みたいにしています。
中は空洞なので軽いです。最後に針で穴あけ。
おおきさはご自由に。素焼きすれば粘土離れがよさそう。
型は、木とか金属とかでもいいですね。
ウドゥドラム作り
型とヒモで作ります。
広くのばすならローラー麺棒みたいに太目の棒がおススメ。
まずウドゥの底部分を型作り。広めのタタラ粘土板を作って、型にかぶせてヘラで締めました。
しばらく乾燥させて型から外してろくろに設置。
底は球体ですが、自立させたいときは下から叩いて平らに。
ヒモを一段ずつ重ねてしっかりとくっつけます。叩き板で叩きながらやるといいですね。
高さは40-50cmくらい。
厚さは均一を目指します。大きいほど低音が出せます。
こちらのヒモづくりとやり方は同じです。
底がぶかぶかしているので中心ずれてる。
これで完成だとシンプルなウドゥ。
ひょうたん型にしました。
胴体に穴あけ。
真夏だったので乾燥時間をかけずに、ぶっ続けで作ることができました。
乾燥させながらでないと重さで変形します。扇風機、ドライヤーを駆使しましょう。
穴の大きさで音は変化します。あまり大きな穴を開けると響きが良くないようなかんじ。
化粧で白くしました。
この時点でも叩けば音がボワンと鳴ります。
大きいのでしっかりと乾燥させてから焼きましょう。乾燥が甘いと素焼きのときに爆発します。
本場アフリカだとガス窯の本焼きよりも、温度の低い野焼きで仕上げているようですね。
野焼きは800度、窯の本焼き1230度くらい。
高温で焼くとキンキン鳴りそう。
次回は音を確かめながらもっと薄く作りたい。