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陶芸初心者のコツ

【陶芸のプロが教える】固まった釉薬を早く混ぜる方法

更新日:

釉薬を混ぜる方法

陶芸でやる作業の中でも、大変な作業のひとつ。

それは、ガチガチに固まった釉薬を混ぜることです。力を入れても、なかなかキレイに混ざりません。

それから、冬は水道の水よりもキンキンに冷えています。指先が痛いです。

 

そんな釉薬をなるべく早く混ぜる方法を紹介します。

 

 

【陶芸のプロが教える】固まった釉薬を早く混ぜる方法

 

釉薬の水分を減らして混ぜる

【釉薬】陶芸のプロが教える固まった釉薬を混ぜる方法

自分で調合した釉薬(織部釉、石50:灰50)です。しばらく使わなかったので、底にたまってガチガチに固まっていますね。

釉薬の内容は、主に石と灰です。石が多めの釉薬の場合、重さで底に沈みます。

また、粒が非常に小さく強く固まります。

 

市販の釉薬は固まりにくく調整してあるようですね。

 

【釉薬】陶芸のプロが教える固まった釉薬を混ぜる方法

スコップを思いっきり差し込んでも、底まで進みません。

ヘラでひっかいても、簡単にはがれないです。

 

【釉薬】陶芸のプロが教える固まった釉薬を混ぜる方法

釉薬の容器と同じ大きさのものを用意しました。

ある程度、大きいほうがいいでしょう。

 

【釉薬】陶芸のプロが教える固まった釉薬を混ぜる方法

釉薬の水分を空の容器へ移します。

 

【釉薬】陶芸のプロが教える固まった釉薬を混ぜる方法

このくらいです。

 

【釉薬】陶芸のプロが教える固まった釉薬を混ぜる方法

水分を減らした状態でつかんでみると、さっきよりもラクにはがすことができます。

ふつうは素手でやるみたいですが、寒いので手袋をしています。

 

同じ容器に水を足してしまうと、また固まります。

 

【釉薬】陶芸のプロが教える固まった釉薬を混ぜる方法

少しずつつかんで……。

 

【釉薬】陶芸のプロが教える固まった釉薬を混ぜる方法

水分を移した容器へ。あとは、力任せでキレイに混ぜることができます。

 

釉薬を混ぜる方法

水分が少ないと粘りが出てくるので、水を追加。

ある程度、サラサラになったら「工業用のかくはん機」も使えます。

試しに、ガチガチの状態でかくはん機を使ってみましたが、ほとんど混ざりませんでした。

 

一定の回転速度でロックできます。

釉薬のためというよりも、粘土再生メインにかくはん機を使っています。

 

そもそも釉薬を固まりにくくしたいならベントナイトを混ぜる方法もあります。

ベントナイトが、歯磨き粉にも入っているものも見かけます。

ニガリ(マグネシウム)を加える方法もあるようです。

釉薬の成分も当然変わります。

 

その他、石を少な目に調合する。

定期的に混ぜる。釉薬を小分けにしておく。釉薬の底にロープを沈めておくなど。

 

【釉薬】陶芸のプロが教える固まった釉薬を混ぜる方法

釉薬の水分調整です。

一日くらい放っておけば、粉と水が別れます。

水だけひしゃくで汲むか、容器を傾けてこぼしましょう。

 

釉薬は、ボーメ計で濃さを測っておくと安心です。

ふつうは、ボーメ40〜50くらい。厚さはハガキ1枚分。

素焼きの欠片でテストしましょう。

 

ペットボトルなどの細長い容器に移してから測っています。

短めの方が使いやすいです。長いタイプだとボーメ計が底に当たって正しく測れません。

 

容器の底でスクリューが常に回転している、かき混ぜ装置が欲しくなりますね。

 

あなたが余裕を持って釉掛けできますように!

レクタングル大




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