陶芸初心者におすすめしたい箸立ての作り方を紹介します。
タタラで作るどっしりとしたデザインの箸立て。少し重いくらいでちょうどいい作品。
タタラと芯を使った作り方は、背の高い作品を一気につくりやすく陶芸初心者におすすめです。
スプレー缶やボトルを芯にしてタタラを巻く
タタラを巻くための芯として、市販のボトルを使います。(アルコール除菌のボトル)
太めのボトルがおすすめです。
くっつき防止のため、ボトルに紙をかるく巻いています。
タタラの長さが足りなかったので、つぎ足しました。
芯の直径の3倍以上の長さがないと届きません。
つぎ目はゴムベラでならしています。
次のリンクでタタラの作り方を紹介しています。
タタラをクルクルと巻いていきましょう。ちょうどいい部分でナナメにカット。
切り口にキズとドベをつけて接着します。芯を使わないで作ると、ゆがみます。
底を作ります。筒に合わせて線を描きましょう。
底をカットして、接着。
タタラが柔らかいので、持ち上げるときは両手で包むようにしましょう。
トースカンを使って口の高さを調節しました。
芯をゆっくりと抜き取ります。
底にすき間があります。
細いヒモを作って、すき間を埋めましょう。そのままにしておくとヒビの原因になります。
手が届かないときは、長いヘラを使うとラクです。
なめし革で口を整えます。
細い芯を使っていると、この作業がやりにくいです。中に手が入りません。
箸立ては口をすこし狭くしています。
同じ作り方で細いタイプも追加。
花器としても使うことができます。
底はフチを少し削っています。安定するようにポンポンと軽く叩きましょう。
使いやすい箸立ての形
・どっしりとした安定感のある大きさと形
箸立てには、お箸やスプーン・フォークなどを詰め込みます。
満タンに詰めるとだいぶ重くなり、ガシャンと倒れることも!
口の広がっているものはバランスが悪く倒れやすいです。
・通気性のあるもの
洗ったお箸が乾く前に箸立てに入れることも。
荒い土、粒の大きな粘土で作ると水を吸います。また、箸立ての横や底に穴をあければ通気性がアップします。
だいぶ大きめに作りました。中に入れる箸やスプーンの長さをみながら、使いやすいサイズに合わせてください。
まとめ
・芯を使って背を高くする
・安定感のある箸置きが便利
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