陶工房手嶋 手嶋秀樹です。
お皿の型です。
【陶芸】粘土の型で作るお皿
キレイな円形の場合はろくろで作れるので楽です。
楕円形の場合は手で削ります。
粘土の型なので、布を敷いてタタラをのせます。
型を素焼きすると、水分を吸ってはずしやすくなります。
底には取っ手をつけています。
これがないと片手で取り外すことができません。
型が薄くなることでヒビ割れや反りの防止になります。
土型とタタラの間に布をはさむと布の模様やシワがつきます。
タタラで作ると、焼いたスルメのように曲がってしまうことがあります。
重しや乾燥のスピード調整(ゆっくり)でうまくいくようです。
土型は削って修正ができます。
乾燥して縮むので少し大きめに作りましょう。
こちらの皿は型で作りました。
完成で厚みが7mmあるので
「洗うときに重い!」
「底に水がたまる!乾かない‼」60代 女性
という意見がありました。
厚さ5mmのタタラでつくると、軽くて使いやすいお皿になります。